4日目の夜

 

 

1月19日PM9:00。

 

ついに本人からコメントが出た。

 

 

 

 

 

皆のブログが苦しくて、連日泣き過ぎて目が腫れています。

こういう時、ファンって本当無力ですね。

 

 

 

今手紙を書いたならまだ間に合うのかな。

文章の下書きついでに、彼への思いを綴ってみようか。

凄く長くなるかもしれないけど、最後になるかもしれないから。

伝わらなくたっていい、私なりにけじめを付けて"超特急のコーイチ"にさよならを言いたい。

 

 

 

 

 

 

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コーイチくんへ

 

 

今日はあなたが脱退発表をしてから4日目の夜です。

正直、何が起きているのか未だによく分かりません。

でも、何が起きているか分からないのに眠れません。

昨日なんか、やっと少し寝付けたと思ったら車で事故起こす夢を見てしまいました。いや、そんなことはどうでもいいんだけど。(起きた時超怖かったけどね)

 

 

 

ちゃんとご飯食べていますか。

ちゃんと眠れていますか。

 

 

 

今、何を考えていますか。

 

 

 

 

 

8号車として4年間過ごしてきましたが、こんな日が来るなんて思いもしませんでした。

「超特急はずっと7人だ」って確証もないのに信じていました。

7人の超特急が大好きでした。

もちろん今でも大好きです。

 

 

 

 

 

そして、ずっと言ってきたことがあります。

 

 

それは「あなたの声には人の心を動かす力がある」ということ。

 

 

私はあなたの歌声に何度も助けられてきました。

少しでも前向きに頑張ってみようか、もう少しだけ生きてみようかって何度も思わされました。

あなたの声が大好きで、あなたの歌にはなによりもお金を払う価値があるってずっと思っていたんです。

私は確かに、あなたに生かされていたんです。

 

 

 

力強いのに繊細で、上品な色気もあって。

歌詞がストレートに伝わってくる。

伝える力を持っている。

唯一無二の歌声だと思っています。

 

 

 

 

超特急になくてはならない声だった。

看板だと思っていたんです。

 

 

 

 

 

末っ子が太陽なら、コーイチくんは私にとって月のような人でした。

眩しいくらいの輝きというよりは暗闇に差す一筋の優しい光。

その光が道しるべのようで、ずっと私の心の支えだった。

"頑張れ"って言葉としては言わないけど、辛い時そっと隣に寄り添ってくれるような。

あなたはそんな存在でした。

 

 

 

 

 

まあ上記は私の勝手な思想ではあるけど、私が見てきた「超特急のコーイチ」ってこんな人。

 

 

 

 

多分ね、勝手なイメージを押し付けてたのも、求められてもいない愛を押し付けてたのも、全部全部こちら側で。

もしかしたらそれを苦痛に思っていたんじゃないかなとか、重荷だったんじゃないかなとか。

負担になるようなことをしてしまっていたんじゃないかなとか。

今になって凄く考えています。

 

 

 

もしそうだったら、本当にごめんなさい。

「あなたはあなたのままで良い」ってもっと声に出して言えば良かった。

今更たらればの話をしても遅いのは分かってるけど、そう思わずにはいられません。

 

 

 

 

 脱退発表があった瞬間から、ずっと考えていたことがあります。

 

 

あなたにこの4年間何をしてあげられたのか。

あなたにとっての幸せは結局何だったのか。

これから何をしてあげたら良いのか。

 

 

4年間の中で、1つくらいは幸せを共有できたのかな。

そうだったら嬉しいな。

 

 

 

 

別に、考え直してほしいとか戻ってきてとかは思っていません。(戻ってきたらきたで嬉しいけど)

今日のブログを読んで、「ああもう無理だったんだな」って思ったから。

諦めとか失望とかじゃなくて、どちらかというと悟ったって感じかな?

んー、日本語って難しいね。

でも今日、この4日間で初めて「しょうがなかったんだね」って思えたんです。

 

 

 

 

 

 

だからってあなたを忘れることなんてできない。

あなたの歌声は音源全てに入っているわけで、あなたの姿はどの映像を見てもあるわけで。

存在をなかったことにするなんて出来るわけないから。

 

 

 

 

 

だから多分、「超特急のコーイチ」はこれからもずっと私の中で特別な存在。

あなたが超特急じゃなくなったとしても、吉野晃一になっても、これからも私の支えになっていくんだと思います。

 

 

 

 

 

超特急として過ごして来た時間を「幸せだった」って言ってくれて良かった。

だってそれって、私があの時あの会場で聴いたあの曲や、聞いた言葉だったり見た笑顔だったり、その全部が全部ウソじゃなかったってことでしょう?

それだけでも知ることができて良かった。

それだけで私は少しだけ強く生きれるような気がする。

 

 

 

 

 

 

これからもあなたの声が入った超特急の曲を聴いて、きっと私は生きていくんだ。

あなたがいなくなっても、こうやってレールは繋がっていくんだ。

あなたが残したものが、これからもっともっと広がりますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからは完全にわがままだけど。

 

 

 本当はね、居なくなるならせめて「卒業」で送り出してあげたかった。
せめて嬉しい門出として見守りたかったよ。
あなたに「ありがとう」って、「新しい環境でも頑張れ」って最後に言いたかったな。

それだけは本当にちょっと怒ってるよ。

 

 

 

 

 

 

 

7人+8号車でも。

1人+6人+8号車でも。

 

 

全員が幸せになれるのを願うのはこれからも変わらないよ。

 

 

 

 

 

 

 

でも、私の中のけじめとして「超特急のコーイチ」はもういなくなるってことをそろそろ頭で理解しないといけないから。

そうしないと前に進めなくて乗り遅れちゃうから。

だから一旦、さよならをしないと。

 

 

 

 

次は、吉野晃一としてまた「初めまして」が出来たらいいな。

 

 

 

 

 

超特急のコーイチくん、さよなら。

 

ありがとう、大好きだよ。

 

 

 

今までも、もちろんこれからも。

 

 

 

 

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凄い長くなったわ。

重すぎだわ、我ながら。

 

 

 

 

 

 

下車する気はないから、とりあえず6人には無理矢理手を引いてでも乗せてもらって。

 

 

 

2号車が先頭になるわけだけども、まああの気遣いの神みたいなあの人なら大丈夫だろうと思ってる。

 

3号車はリーダーだからね、きっとこれからも皆の潤滑油になってくれるはず。

 

5号車はドジっ子だけど、パフォーマンス面では誰よりも考えてくれるはず。

 

7号車は一番心配だけど真面目な子だから、「頑張る」って言ってくれる限りずっと見守る所存です。

 

 

 

4号車と6号車に関しては推しだからね、笑ってくれてたらそれで良いかなと思うよ。

今はね。4はとりあえず自分のことだな。まあ6は心配だけど、周りに頼りながらで良いから一緒に頑張ろう。

 

 

 

 

 

これからも超特急を応援していきます。

 

 

 

 

 

 

 

おわり。